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ナイキの厚底シューズ ヴェイパーフライやアルファフライ(新モデル)で速く走れる理由!世界陸連が禁止するってホント!?

8割以上の箱根選手が履いて走り好成績を収めたことで、一躍脚光を浴びたナイキの厚底シューズ『ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%』。

選手の多くがピンク色際立つランニングシューズを履いていることを、疑問に思った方も多かったのではないでしょうか?

その後、すぐに複数の英国メディアで陸上競技の国際競技連盟(ワールドアスレチックス)が「厚底シューズを禁止する可能性が浮上した」と報じられました。

 

そもそもヴェイパーフライとは何なのか?

厚底シューズでなぜ速く走れるのか?

そもそも何が問題なのか?

 

ここでは、そんな話題沸騰中の厚底シューズ『ヴェイパーフライ』や新モデル(通称:アルファフライ)の秘密に迫ります。

ナイキの厚底シューズ『ヴェイパーフライ』の特徴とは?

引用:https://www.nike.com/jp/running/vaporfly

ナイキの厚底シューズ『ヴェイパーフライシリーズ』には、ソール部分にカーボンファイバープレートが埋め込まれています。

このカーボンファイバープレートの強い反発力とヴェイパーウィーブ素材やナイキの開発・技術力が組み合わさることで、足が勝手に前に出ていくような強い反発力を生むことに成功しました。

現在はヴェイパーフライシリーズにはナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%や進化したナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%が存在します。※すでに新モデル『通称:アルファフライ』も限られた一部の選手で試用中

 

なのでジョギングなど日々のランニングというより、少しでも速く走るためのレース向きシューズといえます。

 

厚底シューズが支えた数々の好記録

なお以下で紹介する数々の好成績は、厚底シューズの助けはあるものの、選手の努力あっての結果であることに疑いの余地はありません。

ナイキの厚底シューズで新記録が世界中で誕生

そもそものきっかけは、2016年リオデジャネイロ五輪でケニアのエリウド・キプチョゲ選手がフルマラソンで金メダル獲得したことに遡ります。

その後、2017年にはヴェイパーフライシリーズとして発売されて世界中で好記録が誕生した歴史があります。

そして2019年10月12日には、同選手が非公式ながらフルマラソンで1時間59分40秒という前人未踏の2時間切りまで達成しています。

その際に使用していたランニングシューズが、次世代モデル『アルファフライ(通称)』と呼ばれているナイキの超厚底シューズなのです。※カーボンプレート3枚搭載

フルマラソンの日本記録や箱根駅伝でも好成績を支えた

日本でも、2018年2月25日に設楽悠太選手が東京マラソンを2時間6分11秒の好成績で走り日本記録を樹立。その時に履いていたシューズが『ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%』です。

2020年1月2日~3日の箱根駅伝で優勝した青山学院大の全選手が履いていたシューズもナイキの厚底シューズが『ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%』の次世代モデル『ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%』となっています。

2020年1月19日には、新谷仁美選手がハーフマラソンで同じく『ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%』を履いて14年ぶりの日本史記録を樹立しました。

ナイキの厚底シューズの勢いは、どとまる所を知らない状態です。

厚底シューズを禁止する可能性はあるのか?

過去には水泳でレーザー・レーサーが規制対象に…

過去には水泳競技において、特殊な素材と製法で作られた水着『レーザー・レーサー』を着用した選手が、数々の世界記録を樹立した歴史があります。

 

レーザー・レーサーはイギリスのSPEEDO社が開発した競泳用水着です。

 

その後、国際水泳連盟が2010年からは水着素材に制限を設けています。

似たような現状を踏まえると、陸上競技でも制限が設けられる可能性は否定できません。

厚底シューズはナイキだけではない

ナイキの厚底シューズを履いたランナーがほぼ全ての区間で区間賞を取った2020年度の箱根駅伝でしたが、実は最終10区の区間賞だけはミズノのプロトタイプ(試作品)だったようです。

硬いプレートを内蔵して高い反発力が得るナイキの厚底シューズと似た機構となっています。

アシックスも同様に『メタレーサー』や『メタライド』といった厚底シューズを投入しており、企業間でのシェア争奪戦も激しさを増しつつあります。

規制が入るとしたら厚底の高さか?

長距離界こそ一昔前までは軽さや薄さに重きが向けられていたものの、陸上競技のシューズ(特にトラック競技のスパイクシューズ)は、走る距離やスピードによっても多種多様な素材や形状のモノが存在しています。

 

今さら素材に対して規制が入るとは思えないので、規制の可能性があるとしたら厚底の高さ制限でしょうか。

 

なんにせよランナーやシューズメーカーの企業努力でたどり着いた答えに待ったをかけるのなら、それなりの理由や納得できる形(期間や規制内容)での速やかなルール制定が求められますね。

ナイキの厚底シューズに関する口コミ・感想まとめ

 

ナイキの厚底シューズまとめ

今回2020年の箱根駅伝後にワイドショーなどで取り上げられることが多くなったナイキの厚底シューズ。

類似例として挙げた水泳以外に、たとえばテニスではラケットの進化によってボールの威力やスピード、コントロール性のアップなどを図っています。どのスポーツでも同様のことが考えられますが、今回のナイキの厚底シューズもその1つと捉えるのか、捉えないのか…

今後の国際陸連の今後の方針について、発表されましたがまた更新します。

更新:ワールドアスレチック(世界陸連)は、市販済みの厚底シューズ(ヴェイパーフライシリーズ)は使用を認めることを発表※特注の超厚底シューズは禁止

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