愛用している方の満足度がとても高いドイツ製の食洗機『ミーレ』。
注文住宅を建てる際に一度は見積もりの中に組み込んでいる方が多いのではないでしょうか?

私も最優先事項としてミーレの食洗機を予算の中に入れていました。
ただ、ハウスメーカーや工務店によっては施主支給をしなくてはいけなかったり、取り付け費が高くて金額が跳ね上がってしまうことも。逆に割引で安く仕入れることができる場合もあります。
私が契約したハウスメーカーは、自身で手配をして引き渡し後に取り付けるという手順でした。
こちらでは、施主支給する際の流れや注意点をまとめました。
ドイツ製の食洗機『ミーレ』とは?
日本の食洗機は浅型と深型があり、国内だと現在はリンナイのもののみフロントオープン型となっています。
一方海外製の食洗機は、ミーレ以外にもAGEやガゲナウなど大容量です。
その中でも、ミーレは種類が豊富で値段の幅も広い、さらに使用している方も多いので安心感もあります。

出典:http://contents.miele.co.jp/
1899年の創業以来、ミーレは「常により良いものを(Immer Besser)」というブランド理念に忠実であり続けています。100年以上にわたり、ミーレは信頼できる、ミーレの機器は頼りになると、立証された格言のように言われています。 私たちは、洗濯機、乾燥機、食器洗い機、オーブンといった自社製品を20年間の使用を想定したテストを行う唯一のメーカーです。
ミーレ食洗機は、節水や節電効果もあります。
例えば今まで1日3回していた食器洗いも、ミーレなら1日1回で予洗いも必要ありません。

食器洗いに使っていた時間を他のことに有効活用することができます。
ミーレはどこで購入できるの?
- ハウスメーカーや工務店経由
- インターネット
- 直営店
やはり一番安心なのは、契約しているハウスメーカーや工務店、設計事務所で仕入れて取り付けてもらうことです。ただ、SNSをみていると、『施主支給しないといけない』、『取り付け費がとても高い』など、結果的に自分で用意しないといけないパターンもよくみます。

私が契約したハウスメーカーは、おそらく保証の関係などでミーレは施主支給オンリーで、ミーレ取り付け部分を開けたままのキッチンで引き渡しでした。
私がミーレを購入した手順まとめ
まずは、キッチンを決めます。
以前だとタカラスタンダードのオフェリアやクリナップのステディアにはミーレをとりつけることはできないとされていましたが、これだけSNSが普及すると『この人はできているのに…』ということになりますよね。
今では、ミーレを取り付けることができるキッチンも増えています。
キッチンハウスやグラフテクトは、ミーレをセットで入れる方がほとんどです。

ただ、〇〇の〇〇キッチンだと水栓は2本いるなど細かい仕様はそれぞれなのでこだわりのある方は事前に確認が必要です。
私は、食洗機は一番端に入れて料理の導線を楽にしたかったのですが、食洗機は一番端には入れれず間にはさまないといけないとリクシルの方に言われました。
キッチンはリクシルのリシェルsiにしました。
ショールームで引き出しやオプションなどを決める際に、ミーレを入れたいことも伝えました。
ここで決めることは2つ!
- ミーレのサイズ45㎝・60㎝を選ぶ
- ドア材はどうする?

リシェルの場合は、ミーレの長さとちがうため少し段ができることも教えてくれました。(最後に写真を添付しています)
ミーレのドア材は3種類ある
次のミーレのドア材を選びます。
- ミーレ既製品のホワイト
- ミーレ既製品のステンレス
- キッチンの面材に合わせる
一番安いのは、既製品のホワイトです。
ただ、キッチンが白であればいいのですが、黒や木目など白以外を選んだ場合ミーレの白いドア材だけが浮いてしまいます。腰壁ありのキッチンで予算を抑えたい場合はホワイトがおすすめです。
私は、リシェルのグレーズグレーを選んだのでまずはリクシルさんにドア材の見積もりを作ってもらいました。
- リシェルドア材…34,000円
- ミーレステンレス…37,000円
あまり変わらない結果だったので、よりお手入れがしやすいミーレのステンレスを選びました。

全部真っ黒より、レンジフードやミーレをステンレスにすることでメリハリをつけることにしました。
直営店・表参道ショールームへ
現在国内には、3店舗の直営店があります。
- 表参道
- 目黒
- 神戸
私は、上記の公式サイトに記載されているメールで担当の方とやりとりをしました。
特に店舗にいかなくても購入することができます。

とても親切に教えて、レスポンスも早いので良かったです。
私はやっぱり一度は実物をしっかりみて、数種類ある機能も知っておきたかったので表参道のショールームに行ってきました。
4種類の違いや、保証のことなど詳しく説明してくれました。
ミーレは、198,000円~627,000円までとかなり金額の幅もあります。
上位機種になればなるほど、庫内照明や3Dカラトリーなど充実してくるけど、洗浄レベルはすべて同じだから下位機種でも十分と教えてくれたので一番安いものに決めました。
その1か月後、ちょうど120周年記念モデルが発売されることになり揺れ動く結果に…
ミーレ取り付けまでにしておくこと
まず、施主支給する場合、ミーレからもらった取り付け説明書通りにキッチンの配管などが仕上がっていることが条件となります。
その後、取り付け担当の方の下見(無料)が必要です。
もちろんキッチン取り付け前に現場監督に説明書を渡していて、下見前にも『ミーレは説明書通りになってますか?』と確認していたのですが…

いざ、下見の方が来られて確認してもらうと…間違っていました…
電気も100Vになっており、ミーレを使用するには200Vが必要です。
下見のときに現場監督も同席してくれていたので、取り付けまでに直してもらえましたが、無駄に床に穴が開いてしまいました…
また、わが家は、2階リビングでキッチンも2階なので階段を上がれるかどうかの確認もしてもらいました。必要あれば階段の手すりをはずしてもらう予定でしたがそのままでぎりぎり上がれるということでした。
下見自体は、配管や取り付け部分の奥行・幅の確認で、30分ほどで終わりました。
直営店で購入する場合の支払い方法や支払い金額まとめ
取り付け担当の方の下見が終わってようやく購入の段階です。
購入は、振り込みもしくはクレジットカードでした。
ただし、クレジットカードは店舗までいかないとだめでしたので、振り込みにしました。
以下の表は、ミーレ食洗機購入でかかった費用です。
(金額は税抜き価格です。)
ミーレ食洗機購入でかかった費用 | |
---|---|
ミーレ食洗機120周年 | 180,000円 |
(ミーレ食洗機60㎝サイズ) | 340,000円 |
ステンレスドア材 | 37,000円 |
スターターキット | 10,640円 |
配送・搬入費※ | 20,000円 |
取り付け費 | 20,000円 |
※我が家は設置場所が2階なので、1階設置の場合数千円安くなります。
スターターキットが20%オフで購入できるということで、とてもお世話になったし購入しました。
合計で294,404円(税込)でした!

運よく120周年記念の食洗機を購入できました♬
最後まで、オートオープン機能のある通常モデルと悩みましたが、いろいろ予算オーバーしてしまったので少しでも安い120周年モデルにしました。
これにて施主支給で自分がやるべきことは終了です。あとは取り付けを待つのみです。
ミーレ取り付け
いよいよ取り付けの日ややってきました。
2時~4時の間という約束でしたが、早くいけるようになりましたということで12時前に到着。
実は…下見段階で修正しておいてくださいといわれた部分が完璧にはなおってなかったようで、『少し工事だけど…なんとかします!!』と言ってくれました。最大4時間ほどかかることもあるそうですが、わが家の場合配水管の工事も少しいれて2時間ちょっとで終わりました。
事前に清算も終了しているので追加料金などの発生もありません。

使用方法なども丁寧に教えてもらえました。
食洗機『ミーレ』施主支給まとめ
このような感じで、最終的に無事ミーレを取り付けてもらうことができました。
まず予洗いをして、入れれるだけの食器を入れて、入らない分の食器や鍋は手洗いし、食洗機の稼働が終わり片付けてるときに汚れをみつけたときのあのイライラから解放されました(笑)
さらに今まで食器洗いに使っていた時間をシンクやレンジフード、キッチンタイルのお手入れに回すことができました。また、水切りかごも必要なくなったのでシンクも広々衛生的です。

おかげさまで毎日キッチンがとってもキレイです。
たしかに初期投資はなかなかのお値段ですが、20年利用すること、便利さ、節水・節電、キッチンの整理整頓などあげればきりのないくらいのメリットがあるのでとてもおすすめです。
ちなみに、今秋にはフルモデルチェンジでさらにお値段があがると噂されています…
これから注文住宅を建てる方や、キッチンリフォームを検討の方、食洗機のみ取り換えを検討中の方、ミーレとってもおすすめです。