わたしは、カナダグースのダウンコートを2着持っているのですが、毎年リナビスとキレイナにそれぞれ出しています。
1着は普段子連れで公園に行くときにも着用していてクリーニングが安く済むデザイン(ファーなし・レザーなし)を選んだもので、こちらはリナビスへお願いしています。
もう1着の、羊のボア付き、牛革付きのブラックラベルでお気に入りのものはキレイナへお願いしています。
なぜ別々に出しているのか…それには理由があって、ボア付き・牛革付きのダウンコートは近所のクリーニング屋さん2店にお断りされたダウンだということ、リナビスで牛革付きのダウンコートをクリーニングに出すと高額になるということです。
こちらでは、リナビス、キレイナのクリーニングを比較してダウンの素材やデザインによっておすすめはどちらなのかご紹介します。
リナビスとキレイナのダウンコートのクリーニング料金比較
どちらもリアルファーや本革取り扱いありですが、無料オプションや最低注文枚数などそれぞれ特徴があるので詳しくまとめました。
(サービス内容や料金は2020年2月現在のもの)
ダウンコートのクリーニング料金一覧 | ||
---|---|---|
アイテム | リナビス | キレイナ |
ダウンベスト | 930円~1,640円 | 5,000円 |
ダウンジャケット | 930円~1,640円 | 7,000円 |
ダウンコート | 930円~1,640円 | 8,500円 |
リアルファー | 930円~1,640円 | 追加1,800円~ |
本革あり | 14,000 | 追加1,800円~ |
最低枚数 | 3着4,920円~ | 1着~ |
送料 | 無料 | ※注文金額による |

リナビスでリアルファーをクリーニングに出す場合、取り外しができるものはコートと合わせて2点カウント、取り外しができないものは1点とカウントされます。
※キレイナの送料まとめ
合計金額7,000円以上で片道送料無料。
合計金額12,000円以上で往復送料無料。
ダウンコートのクリーニング最安値はリナビス!
高級クリーニングのキレイナと比較してもかなり安いリナビスですが、フェイクファー付きのモンクレールやカナダグースのクリーニングができる5社で比較しても最安値でした。
\こちらで5社比較しています/
カナダグースのダウンコートはクリーニング代が高い!5社比較の最安値紹介!!
リナビスは、公式ホームページでも、高級ブランドダウンのクリーニングについて記載しています。
シミ抜きだけでなく、抗菌加工・シワ予防・柔軟加工・毛玉防止・静電気防止加工が標準でついて1着930円~です。
この金額でこの仕上げは他社にはありません。
リナビスの基本料金・送料まとめ
金額はすべて税抜きです。
洋服を枚数ごとにクリーニングに出せる基本料金です。
リナビスは『1着いくら』ではなく、点数セットでの注文になっています。
コース名 | 料金 | 1点あたりの料金 | 送料 |
---|---|---|---|
3点コース | 4,920円 | 1,640円 | 無料 |
5点コース | 7,750円 | 1,550円 | 無料 |
10点コース | 10,700円 | 1,070円 | 無料 |
20点コース | 18,600円 | 930円 | 無料 |
出せば出すほど1着あたりの料金が安くなっていきます。

7点出したい場合は5点コースにオプションで2点追加するということもできます。
リナビスのおすすめポイント!
リナビスは高級衣類に適した自然乾燥ができる
リナビスは手仕事にこだわっている老舗のクリーニング屋さんですが、店舗のクリーニングや他の宅配クリーニングではなかなかできない特徴があります。

それが自然乾燥です!
乾燥機を使えば、わずか15分で衣類は乾きますが、繊細な生地(カシミアやアンゴラなど)の痛みや縮み、また乾燥機はボタン、装飾品の破損の原因になります。
リナビスでは、素材に応じて基本的には自然乾燥を行い2日間かけて乾かします。 手間と時間は当然かかりますが、生地への負担の少ない方法で、お客様の大切なお品物を大切に乾燥することを基本としています。田舎の大きい広々とした工場だからこそ出来る乾燥方法でもあります。
■自然乾燥のメリット
- ふんわり仕上がる
- 生地の負担が少ない
■自然乾燥のデメリット
- 環境の良い土地が必要
- 時間・手間がかかる

兵庫の田舎に大きな工場があるので環境もよく、自然乾燥が可能なんです。
リナビスは汗抜き加工と撥水加工のオプションがある
1着ごとの料金などは先に紹介いたしました。
さらにリナビスには高級ダウンコートにぴったりな有料オプションがあります。
■汗抜き加工 1着550円
■撥水加工 1着1,078円
この2つを追加することで、衣類への汚れやシミなど衣類の劣化につながるものを防止することができます。
クリーニング価格がリーズナブルなので、大切な洋服にはこういったオプションを追加することもできます。

特に撥水加工は水分はもちろん汚れ抑止にもなるのでおすすめです。
それでは、続いてキレイナをご紹介していきます。
高級ブランドのクリーニングに慣れているキレイナ
キレイナのTwitterやインスタグラムをみていると、日常的に高級ブランドの洋服がクリーニングに出されていることが分かります。
6月も残すところあと1日となりました。
梅雨入りもしてあとは真夏を待つだけですね…な時期なんですが、
キレイナにはまだまだ冬のダウンジャケットのご依頼が殺到しおります。
皆様、本当にありがとうございます。#キレイナ #オーダークリーニング #ダウンジャケットには #撥水加工がおすすめです pic.twitter.com/MDblePwTF6— KILEINA公式アカウント (@KILEINA_WASH) June 29, 2019
おかげさまでモンクレールのクリーニング&メンテナンスのご依頼が増えております!!
ご依頼してくださったお客様方、誠にありがとうございます。
本日もキレイナは、皆様の大切な宝物を誠心誠意クリーニング&メンテナンス中です!! pic.twitter.com/8p3GaKwLk1— KILEINA公式アカウント (@KILEINA_WASH) February 22, 2018
キレイナの技術チームは、もともとウェディングドレスや舞台衣装のクリーニングやメンテナンスを日本で最も多く依頼を受ける㈱ディアハートの技術スタッフです。

1点物やデリケートな素材の取り扱いに慣れている職人さんなのでとても安心です。
さらに、調べても調べても悪い口コミが出てこないということ。
お値段は確かにダウン1着5,000円~とリナビスに比べると高く感じますが、お値段どおり…それ以上の仕上がりでもどってくるので満足しています。
『絶対に失敗したくない!!』という大切なダウンコートはキレイナがおすすめです。
公式 キレイナ
キレイナのおすすめポイント!
1点ごとドライクリーニング表示でも水洗い
クリーニングの方法は大きく分けると、ドライクリーニングと水洗いの2つに分けることができます。
ドライクリーニング表示は、『家では洗濯できない=クリーニングにだす』という認識の方が多いのではないでしょうか?たしかにドライクリーニングは衣類へのダメージをおさえることができますが、水洗いに比べて汚れを落とすことが難しいです。

キレイナでは、ドライクリーニング表示の洋服も上質な水で洗い上げます。
これは、とても手間と知識がいる方法なので、高い技術力が必要です。
ドライクリーニングしか数年間していなかった洋服をキレイナの『上質な水洗い』クリーニングに出すとその差を実感することができると思います。

汚れをしっかり落とすことで生地のダメージが最小限に抑えることができ、長くいい状態で着用することにつながります。
キレイナの撥水加工は想像以上の仕上がり
リナビスでも1着1,078円で撥水加工のオプションをつけることができますが、キレイナでも1着1,800円~撥水加工のオプションをつけることができます。
キレイナで撥水加工されたダウンがこちらです。
(音が出ますのでご注意ください。)

傘がいらない!?って思うほどの撥水力ですね。
キレイナは他にも修理や他のクリーニング店では落とせなかった汚れも落とすことができるので、お気に入りのダウンコートにできたシミやキズで困っている方には特におすすめです。
ダウンのクリーニングはリナビス?キレイナ?まとめ
以上が、リナビスとキレイナのそれぞれの特徴でした。
私は、洋服によって注文するクリーニング店を変えています。いろんな店舗を使うことができるのも宅配クリーニングのメリットともいえます。
リアルファーなし、本革なしのカナダグースのダウンコートはリナビスで。
羊のボア付き、本革ありのブラックラベルのカナダグースのダウンコートはキレイナに。
リナビスは20点コースを申し込めば1着930円とかなりお得。
1着の料金が一番高い3点コースでも1点1,640円です。
キレイナはダウンコート1点8,500円で確かに高い。ただ、2店舗に断られたダウンコートをどこにだそうかずっと悩んでいたので、何の心配もなく安心してクリーニングに出すことができ、戻ってきた仕上がりも大満足なので必要経費だと思っています。

お持ちのコートの特徴や素材、思い入れ、安心感、満足感など人それぞれだと思うので、自分が満足できるクリーニング店をみつけて、大切なダウンを1年でも長くキレイな状態で着用してくださいね。